整形と整骨と整体

　前回の記事に安易な無資格整体者の製造をすることへの怒りを書きました。

更にその前に　あれから腫れたままなのよ　の中で古いけがの中には戻れない状態が隠れている場合がある事を警鐘を鳴らしました。

　　『整形と整骨と整体ってどう違うか判らない』といわれました。

そこで、わかりやすく説明します。

整形（外科）は医師がやっています。レントゲンなどの検査や手術、注射や投薬などが特徴で、電気機械などで物理療法などをやってくれます。筋肉や骨格のことで命に係わること(肉腫とかバキバキの事故とか)　や手術などは独壇場です。あくまでも整形外科は手術で治すのが本分。だから外科とついていますね。昔外科から分派したのです。

しかし、先生が直接手をかけて直してくれるということはありません。併設しているリハビリのスタッフが機能訓練や筋肉のトリートメントをしてくれるところもあるし、そうでないところもあります。一日数十人～数百人の来患者の為に多くのスタッフがいても一人に手をかけてくれるのは機能訓練で２０分程度、＜回復期のリハビリ病院とかは別＞揉み解すのは数分程度というのが私が研修した個人開業の整形外科、又は総合病院のリハビリ科の様子でした。