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神経について
大別して
1:中枢神経(脳、脊髄)と
2:末梢神経(脳神経と脊髄神経)に分かれます。
<似た名前だから訳わからなくなりそうですね>
中枢神経である脳から、頭蓋骨の間隙を通過して出て来るとそれはもう末梢神経と分類され脳神経と名付ける。
そんな感じです。
中枢神経は骨の中に仕舞われている大事なもので、
壊れると再生しないと言われて居ました。
(最近の研究では、再生の可能性を示唆すると言われ始めて居ます)
脳は頭蓋骨に仕舞われ、脊髄は脊柱=背骨の中に仕舞われていて、外側から血液チャプチャプな中には漬けられていません。
これら頭蓋骨や脊柱の中から出て来て、血液に浸される中に出て来たら、末梢神経と成ります。
なんとなくイメージできますでしょか?
人体の筋肉には3種類。
骨格筋(意識して動かせる動作の為のもの)
平滑筋(内臓を作る筋肉で、意識的には動かない自動制御されたもの)
心筋(心臓の筋肉で、骨格筋の様に強く、平滑筋の様に自動制御されたもの)。
例えば、肩から指までに40程度の骨格筋があり、
その1つづつが、働きがあり、協調しながら動作を行うわけですから、
1つの筋肉でも同じ目的動作から外れると、満員電車から出ようとする流れに逆らい、
1人ドア横の優先席に向かうものがあるとぶつかり合い混乱する様なもの。
筋肉が、コリ、張り、硬くなる、動きにくい、動かすと痛みを出すなど、これら
1人だけ向かう方向を違える原因が、関節運動に於ける軌道のズレです。
関節軌道を治すことが大事な理由です。
乳幼児期 350ケ
大人 200〜206ケ
結果 260 箇所 に成るもの。
成長につれ二つが癒合して1つの物に完成するため
大人の数が減ることに。
それは、『骨』
骨より多いモノ、、
それは 関節。
体への影響が強いと思いませんか。
身体が建物なら、260箇所のドアの開閉が悪かったり、エレベーターが真上に上がらず、斜め上に引き上げられたら、誰も住めない様に、
関節の動き(軌道)が外れて居たら、上手く使えない状態になります。
これを関節機能障害と言います。
軌道を正す事が 大事です。
背中と肩のコリコリ感で来た若い女性。ベットでうつ伏せになってもらって一言
『今日は朝から胃の辺りが気持ち悪かった』と。。
体を診ると胃と背中の交差点部分に関節軌道の交通渋滞がみられました。
念のため、二日酔いやカゼの初期ではないかとの疑いも問診して。。。
本人の主訴の背中と肩のハリ感を楽にするよう施術。
胃との交差点部には背骨の動きの引っ掛かりが見られましたのでそちらもやって。
帰りはにっこり。
パソコンや長時間の運転など胃の部分に圧迫や腹部の縮こまり状態を
長く続けると内蔵の働きに機能低下が起こります。
と書くとそんな気に成るかと思いますが、
実のところは、姿勢の持続が、関節の負担となって、関節機能異常を起こします。
正しい動きの軌道をそれてしまう脱線した軌道ですね。
そうすると、背骨から内臓に行く神経も負担になり、長時間かかって内臓の神経が
正しく働かない状態に。
悪い姿勢は関節と筋肉と内臓への神経に同時に悪さをします
クッションの上に大の字に寝て、関節と胸を開いたままで
もぞもぞ動いてみるとよいですよ。
ストレッチは健康に良いでしょうか?
イエス!と思った方はこの動画を見てください.
ストレッチをすると、その場で筋出力が下がり、
ストレッチをした箇所から離れた関節の動きも下がります。
この動画では手首のストレッチをして、指の力は弱くなり、肩の動きも狭まっています。
これは、試合前にするべきコンディショニングにふさわしいでしょうか?
約80年前に生まれ、約50年前に医療の世界に入り、約30年前のスポーツブームと相まってボブアンダーソン著の『ストレッチング』が世界的ベストセラーになり流布されて、現在にいたります。
写っている方はストレッチに弊害があることをこの場で知りました。
今までのイメージとは違い、結果にとても驚いていました。
ストレッチを治療に使っていますか?
ストレッチを試合前に使っていますか?
記録が伸びないのは、回復が進まないのはストレッチのせいではないですか?
ストレッチは身体を壊す!
クライアントにむやみにストレッチを勧めてはいけません。
怪我などではなく、長年感じている肩こりは?
肩こりが心臓疾患のサインの場合が有る為
舐めていてはいけません。
理由が無く強い肩こりが感じられた場合、特に心臓に近い左手首の脈を測る事でいつもと違う感じが見られたら、
前兆を捉えることが可能かも知れません が、
脈は自分でみれるとは限らないですね。
家庭用の血圧計で普段から自己管理しておとくと良いかもしれません。
上記の様な内臓の疾患からの反射というものでなければ、
下腹の出具合などの物理的負荷、内臓の下垂、下肢からのひっぱり、
首と背中や肋骨など、繋ぎ目である関節のわずかな引っかかりでもおこります。
松戸の献血ルームPureさんで、つい立てで分けた1ベット分のブースでの献血者の方への待ち時間の有効利用と、次回も献血をリピートしてもらうために15分間のクイック施術を提供して半年近くたつ。
不定期に私の都合と、施設の空き状況により変わるのですが、今回は2〜3か月ぶり位。
申し込みから採血までの待ち時間の間に行う為、無駄なく出来るような問診と施術をするように心がけています。
今回は研究会用にデータを取らせてもらいました。
リセット運動として骨盤を仰向けで動かした場合と、動かさない場合では足を天井側に上げていく股関節の運動範囲にそれがどう影響するのか?これを角度計を使って角度を計測しました。(分かりやすく説明するの難しいです)
今回の12名は献血者自体が少なくなってる為これ以上の人数は望めませんでした。
データはまずまずでした。うち1人は就職活動の女性の学生さんが就活スーツのままで見えて、
タイトなスカートの為データとりはやめておきましたので除く11名のデータが取れました。
施術効果はクライアントさんから分かり易い反応があり、説明も好意的に受けいれられていて、ストレッチは今後しないように気を付けると口々に言われていましたが、
50代女性の一人だけは、施術による関節変化は起きていたけれど、説明に納得した様子はなく、ストレッチは通っているスポーツジムでも、膝痛の通う整形外科でも勧められているので、何故良くないのか理解に苦しむ様子でした。
可動域は上がった体験をしても判らない、。筋出力では先入観が働き正常な検査になりませんでした。
身体の変化に対して認識しにくい人の場合は、双方の共通認識に至らず、体験しても納得できないという現象が起きて、心身両面の満足した結果は得られません。
次の人は待っているし、目の前の人は中々納得も出来ない様子で、困りました。
『それじゃ―なぜスポーツクラブでも、整形の先生でもストレッチが足りないから、筋肉が固くなっているから膝が時々痛いんだよ、レントゲンでも悪いところは見られないから異常はない といわれるの?』 もっともな疑問です。ストレッチへの幻想なのですが、、。
80年前から現在まで広まってきたものだから、多くの人に認知されている、で、片手落ちの効果宣伝をしてき続けたので、なまなかなことでは知識の上書きは進みません。
体験しても認知しない、多数派の意見で現象は自身に起きて居るにもかかわらず、客観的に引き比べる頭の中の一歩引いたスペースが無いと、体験したものにも意味がなくなってしまうもの。
もっと技術も説明も磨かなければならないなぁ と感じた出来事でした。
今回はFBでシェアやコメントで来てくれるように呼びかけました。
その呼びかけに従って、この納得に至らなかった方が、来てくれていた方でしたら、大変申し訳ないなと後悔しきりです。
スタッフさんから、少ないながらも、各種イベントの中では人を多く寄せられた、また来て欲しいといわれたことが救いでした。
スタフのみなさんはじめ、献血者の皆様、どうもありがとうございました。
データの採取に関しては、WBCinsutituteの堀川浩之先生にご指導いただきました。ありがとうございました。
ボランティアにまた伺いますね。
昨日の記事内で痛みは一つの原因では無い事を書きました。
これらの事は本当に知られていません。誤解されています。
基質的な原因疾患の痛みと、関節機能障害と皮膚の機能障害の3つが合わさり出来ていることがあります。
このことが判らないと無駄に薬や手術を経験する事にもなりかねません。
例えば、ヘルニアについて。
ヘルニアというのは”突出する”という意味のことば。
腰痛で、慢性的になってくると、ヘルニアと言われたから手術しないと腰痛は消えないと思っている人の場合、その前に試すべきことがあります。
関節の機能異常と皮膚の機能異常を正すこと。これで長年の痛み感が解消する場合がある。
ヘルニアと言われたなら、ヘルニア治りますか?と聞かれるのですが、
先に書いた通りに、ヘルニア=突出した現象は手技では治せませんが、関節と皮膚の機能障害修正をして動く範囲も大きくなり、力が出やすくなることもあるのです。
見た目の変化が必ず痛みが起こるわけではないということ。
道行く人をMRIなどで検査してみると、無症状の人にもヘルニアは存在がみられ、また、
症状を有す人でもヘルニアが無い場合があるのです。その場合の痛みの基は関節機能障害や皮膚機能障害によるものと判断することが出来ます。
ヘルニアを治すのは手術だとすると、関節機能と皮膚機能障害は徒手技術で解消できるので、選別するために先ず先に徒手技術で関節と皮膚の機能障害を取り、残れば、手術で、ヘルニアを!という順番が良いはずです。
手術を避けたい気持ちから我慢して使い続ける前に、関節と皮膚の機能障害を解消してみる事をおすすめします。
関節と皮膚の機能障害の解消にはタウトニング®をお勧めします。
現役で生徒や観客の前に立つ体の表現者である先生たちは、一般的には健康に優れている人たちだと思われています、しかし、臨床の中ではこれら多くの先生たちも腰痛や股関節痛の方が見られます。
それも結構長年のもので施術を受けにくるわけですが、痛くても立場上見本を見せるために無理をします。問題は、結構休ませても回復しないこと。
これらの事と関連するのですが、本日2回目の方も ”すべり症、ヘルニアの指摘は受けましたが痛みを出すほどのヘルニアではない” と言われていたが、腰の痛みや両下肢の痙攣、腕の痺れなどでっ困っている方の施術をしました。
病歴が凄く、手術によって摘出した臓器も多数。お腹の何分の一は空室になっているのではなかろうか?と思うほどの手術を経ての現在の症状の訴え。
問診だけで1時間弱。施術は症状により関節の軌道調整をソフトにして終了。左腕の痺れは消え、右脚の痙攣も消え、左脚の時々起る痙攣だけ残り、2回目の本日はこの部と仕事をして夕方になると足首がむくむのでパンパンになるためそのケア方法を知りたい。
左股関節も悪くて動かすとコキコキ鳴るのです、これも何とかなりますか? と。
はいはい全部言っといてくださいね。
歪みがもとで症状が出るのではない!という事を教え(このことに随分驚かれてましたね)
ストレッチをすれば良くなるものでも無いことを教え(さんざんやってきていたのでこれは理同意していました。)
動きのチェックでは 仰向けで膝を胸に着けていく動作に左右で10°の差が出来ているのを、
巷でよくある間違いの動作と正しい動作を比べて体験してもらいながら、セルフケアが出来るように自身に正しい動きを覚えてもらいました。
一緒にゆっくりソフトに正しい方向に動かして3回、
⇒両膝を胸に着ける動作の股関節を曲げた時の左右差は消え、
自覚も ”軽く動くようになった” ので、立ち上がり股関節を様々な方向に動かして貰った。
本人も軽く動かせる事に驚き喜んで居ました。
この方以前フラメンコを踊っていて、足が上がる軽ーい と喜んでますから、またフラメンコをやるのは時期尚早なので、その事を伝えると、現在は楽器のサックス演奏に切り替えているとか、「それは大いに楽しんでください!」という事で終えました。
帰りの支払いからドアを出ていくまでの1分の間にこの方の心の深い恐れが有ったことを知りました。
左腰のある1点の痛み、『これが摘出を免れた腎臓が悪化していることで起こっているかもしれないし、
もしかしたら悪い物が再発して5回目の手術をしなければならないのかと心配していたんです。』 と。
『腰の痛みの基を腎臓の弱りと説明する東洋医学的な見方もあります。片方を摘出しているので心配なことはわかります。
しかし、皆さんが知らされていないことの一つ、思い違いをしていることの一つに、
痛みの基は1対1で原因がどこか一つだと無意識に感じている事がありますけど、実はそうではありません。
内臓疾患の時は内臓から異変を知らせるために関連した筋肉のエリアに痛みを放散痛として出す ①”内臓ー体壁反射”があります、 これは腎臓の疾患でも確かに起こり得る。
しかし、関節の軌道のズレ、引っ掛かりの②関節機能障害でも起こりますし、
③皮膚の機能障害でもあり得るので、3つの可能性が混ざっている場合でも同じ ”痛み”と感じられる場合がある。ということなんです。
皮膚と関節の機能障害の痛みを除去した後にもし、残っているものがあれば、それが内臓と関係した痛みという事です。この②と③の施術をして、①が消えることは無いので、痛みの度合いが大幅に減っているならば、②と③からの痛みであったと、もしわずかに残っているならば、①かも知れないので、経過をまたお尋ねしますね。』
『なんだかとっても安心しました~』
という事で、深い怖れは消えたようです。
ボディーパフォーマンスをする各先生方!
もし、股関節や腰の痛みが長年のケアでも繰り返す時、このことを思い出してください。
女性の先生方はかなりの確率で卵巣子宮に疾患を持っている方は上記の部位に痛みを有するようです。婦人科に行って異常なしならば、関節と皮膚の機能障害を正すことで改善への助けになります。上記ご覧のように、一般女性の方でも3回の動作で喜ぶほどの改善が自身で出来ます。正しい関節の軌道修正を受けてください。
念のため正しい軌道修正を受けているかどうかの指標をしまします。
私がいう関節軌道修正は、関節運動学に乗っ取ったもので、ストレッチやマッサージは入れていません。純粋に関節の軌道修正を考えた方法のみを言っています。
そこでは、股関節の屈曲運動は、仰向けで膝を胸に近づけていく動作の時に、術者が、曲がりきる最後の動作で、膝頭を乳房の方向に近づけていく動作を介助や強制で行うとき、それは正しい軌道修正の方向ではありません。
この事実を指標にして、この動作法をする術者の技術は、後ろであるおしりの殿筋はストレッチされていますが、股関節は詰まってしまいます。ゆえにダメだと受け手が感じるはずです。これで消去法で確認する。
もし、正しい修正を受けられれば、今より10度足を上げる角度が増します。
(10度の違いで何センチ上がるか?)
もしこれが15度や20度まで上げられるようになれば、痛みの緩解のみならず、パフォーマンスが変わります。
困っている方は一度お試しになりますか?