整体はなんと説明すべきか悩みます。説明しにくいのです、あまりに範囲がひろくて。
整形は医師で国家資格、命に関わること、オペ・注射・投薬可能。
整骨は柔道整復師で国家資格、出血してない、させない怪我の施術
整体はやっている人に特別な資格や免許がある訳ではありません。
技術の名称とでも言いましょうか、体の各部を対象にさまざまなテクニックを施し、
痛みや不調を改善する技術体系の総称。
ここからが問題です、養成過程が、週に1回半年で卒業とか40時間であなたもプロに!とか、5日間の集中合宿講義でなれる!とか、ほとんど車の教習所か見まがうようなものから、外国に3年、4年の大学で取得する資格者まで本当にまちまちです。その養成課程を知るたびに情けなくなる。。
国内の資格でも、理学療法士が病院を辞めて一般で開業するには整体の分類です。看護士だって3年で国家試験です。そのナースたちも開業すると整体の分類。
だから整体はピンからキリまでです。ちょろっと習って ”整体師です!”と名乗る人もいます。実際。だから基礎医学を学ばなくても成れちゃうから問題です。病理も鑑別診断も学ばないから危険が判らない。堂々とやってるわけです。白衣を着て。。着ないでほしいわ。
普通白衣着てたら一応一定の教育受けて卒業した人と思うじゃないんですかね?迷惑だわ。
大事なことだからもう一回。
素人に毛の生えた程度の人から、職人・名人芸までさまざまで 技術レベルや医学知識に術者によって大きな差があるというのが現状です。
なーんちゃって整体師の人たちに見られるのは、正当な学習を積む努力をしない。面倒で嫌なことをせずに簡単に儲けようとするところです。早く結果を手に入れるのは合理的な考えとしては市場経済的にはよいかもしれないですが、医に関しては別です。これ忘れずに。
ただ、多くは時間をかけてよくやってくれることが多いので、保険が利かない分値段はお高いですが、早く直りたい人には、それなりの価値がある! というメリットがあります。
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