右に向き難い人への皮膚の調整から関節の操作です。
術前の立位前屈での指先と床までの距離を事前に測っておきました。
そのまま座って首の右向きも測ります。
掌を当てているだけに見えますが、ちゃんとある法則に沿って調整しています。関節も影響受け範囲が広がっています。秒速です。
ご注意: 真似で行うと逆の結果を招きますので、手元は隠しています。 皮膚の偉大な力に目覚めを！
セラピストは皮膚の触れ方一つでクライアントに大きな影響を与えています。 キズや火傷など無く健康な皮膚の方なら、安全でしかも秒速の変化をする技術です。
カメラワークが良くないため主観的な動画になりましたが、皮膚や関節の離れた部分への調整力は伝わると思います。
セラピストはあらゆる場面で皮膚にはコンタクトすると思いますが、その触れている部分の影響や触れ方、ひいては手の離し方でクライアントにどのような影響を与えているかまで考えている人は少ないのではないでしょうか？
不思議なことに、皮膚への触れ方に拘っているのが複数の古武術には秘訣として存在します。命を懸けた真剣な場で必ず意図した反応を引き出すシステムが体の中に存在することを我々の祖先たちは知っていたのですね。
その秘められた身体のシステムは現代ではコンディショニング法として人々の健康に役立つ技術になっています。
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